シネマート六本木 閉館直前企画「Cinemart Roppongi ~ Last Present」
これで見納め!最後の企画が決定!!上映作品は初公開作品を含む4作品!!!

SONY DSC6月14日(日)を持って閉館が決まっているアジア映画専門館シネマート六本木が、《Cinemart Roppongi ~ Last Present》と題して、劇場初公開作品を含む4作品を上映することが決まった。6月6日(土)からの期間限定企画である。
まず、アジア映画ファンが狂喜するであろう二作品。香港映画『美少年の恋』と韓国映画『オオカミの誘惑』のリバイバル上映が決定。(こちらは劇場ページにて既出の情報です) 閉館企画を進める中、上映を熱望するファンの声が劇場を動かす形となった。
『美少年の恋』(1997)は、映像美に定評のあるヨン・ファン監督が、香港を舞台に4人の青年が織りなす恋愛模様を、繊細なタッチで紡ぎだした珠玉のラブストーリー。香港ゲイムービーの奇跡として、もっとも観客の記憶に残り、今なお愛されている傑作が、長い沈黙を経てスクリーンに甦る。さらに、ヨン・ファン監督が手掛けた13作品を紹介するスペシャル映像(約5分)を併映する。
カン・ドンウォンとチョ・ハンソンの競演が話題となった『オオカミの誘惑』(2004)は、対照的な性格の王子様がヒロインを取り合うという、女性なら誰もが夢見るような三角関係から、物語が進むにつれ明らかになる哀しい事実に、最後は涙を抑えられない感動作。現在でも最も人気が高い韓国映画の1本と言えるだろう。
そして、劇場初公開となる二作品が、台湾映画『夜に逃れて』『あなたなしでは生きていけない』
『夜に逃れて』(2000)は、2001年のアジアフォーカス・福岡国際映画祭にて上映され、この作品に惚れ込んだ支配人が、5月5日に行われた台湾の同志電影(ゲイムービー)を紹介するトークショーでピックアップしたことから、これが最後のチャンスだと思い立ち上映にこぎつけた。残念ながらDVD上映となるが、『美少年の恋』『さらば、わが愛/覇王別姫』が好きな人には、自信を持ってお勧めする1本だという。
『あなたなしでは生きていけない』(2009)は、『夜に逃れて』に出演している名優レオン・ダイの監督作。台湾金馬奨にて、最優秀作品賞、監督賞、脚本賞を獲得し、熱狂的な祝福を受けた。言葉少なに生きる父娘の強い絆と結末、高雄の景色や温度が、色彩を廃したモノクロの映象から濃密に湧き上がり、観る者の心を強く強く揺さぶる傑作。先に行われた《台湾シネマ・コレクション2015》にて調整が間に合わず断念したものを、この機に再調整した。
最後まで、アジア映画ファンが期待する作品を届けたい-そんな劇場の想いが詰まった《ラストプレゼント》。ぜひ受け取って欲しい。

★特設サイト: http://www.cinemart.co.jp/theater/special/closing/
料金:1500円均一 (各種割引、招待、適応外)
※全てデジタル上映(「夜に逃れて」はDVD上映のため画質が悪い可能性あり。ご了承の上ご鑑賞ください)
同時期開催:韓流祭6月 『シークレットサンシャイン』『高地戦』ほか名作7作品を上映! パク・ヨンハ フィルムコンサート2作品の上映も!

シネマート六本木 6/6(土)より期間限定上映

 

あなたなしでは生きていけない (原題:不能没有你)
SONY DSC
※本編はモノクロ

製作・監督・脚本・編集:レオン・ダイ(戴立忍/ダイ・リーレン)
製作・脚本:チェン・ウェンピン(陳文彬) 音樂:蔭山征彥
出演:チェン・ウェンピン(陳文彬) チャオ・ヨウシュエン(趙祐萱)  リン・チールー(林志儒)
[2009/92分/台湾/モノクロ/デジタル上映]
(協力:SKIPシティ国際Dシネマ映画祭)
人の幸せは何が決めるのか。人並みに生きる環境なのか、それとも誰かに心から愛されているという実感なのか…。言葉少なに生きる父娘の強い絆と結末、高雄の景色や温度が、色彩を廃したモノクロの映象から濃密に湧き上がり、観る者の心を強く強く揺さぶる。実際のニュースから着想を得、日本でも俳優として人気があるレオン・ダイ(『夜に逃れて』出演)が監督、脚本を務めた傑作。

高雄港の埠頭にある古びた家屋で、貧しい父娘が静かに暮らしている。男には親権がなく、娘の母親は彼らを捨て行方知らずになっていた。男は、娘が小学校に入学する年に、娘の戸籍を登録しようと奔走するが、役所はまともに取り合ってはくれず、たらい廻しにされていた。切羽詰った男は、娘を抱え飛び降り自殺を図ろうとする。その模様がTV中継されたことで、ふたりの環境は大きく変化することになるが…

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 最優秀作品賞
台湾金馬奨 最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞

 

オオカミの誘惑
オオカミの誘惑
©Sidus Pictures

監督・脚本:キム・テギュン
原作:クィヨニ
出演:カン・ドンウォン チョ・ハンソン イ・チョンア
[2004年/113分/韓国/デジタル上映]
18歳の少女が書いたインターネット青春恋愛小説を映画化した青春ラブストーリー。
監督は『ファースト・キス』『火山高』『百万長者の初恋』などのヒット作を送り出したキム・テギュン。脱北者を描いた『クロッシング』は日本でも大ヒットを記録した。『火山高』で実証済みの、キム監督作らしい見応えのあるアクションシーンも印象的。ちょっと強引でワイルドなヘウォンにチョ・ハンソン、人なつっこくてなんだか放っておけないテソンにカン・ドンウォンが扮し、この漫画のような、対照的な王子様の競演は、日本公開されるや女性たちのハートを鷲掴みにした。また、このふたりから熱烈なラブコールを受けるという、羨ましい限りのヒロイン役にはイ・チョンアが抜擢された。女性なら誰もが夢見るような三角関係から、物語が進むにつれ明らかになる哀しい事実に、最後は涙を抑えられない感動作。現在でも最も人気が高い韓国映画の1本と言えるだろう。

両親の離婚後、父親に引き取られていたハンギョンは、父の死をきっかけに母親を頼ってソウルへと上京。かつて思いを寄せていたテハンに会えるのを楽しみにしていたのだが、友人とテハンが付き合っていると知りショックを受ける。
しかし落ち込んでいるハンギョンの前に、同じ高校のヘウォンと、隣の高校のテソンという、アイドル的人気を誇るイケメンが現れ、なぜかふたりから気に入られてしまう。
ふたりからの猛烈アタックが開始されるが、どちらも選べず揺れるハンギョン。
そんな3人の関係も、ある事をきっかけに少しずつ変化していくのだった―。

 

美少年の恋
美少年の恋
©Far Sun Film Co Ltd All rights reserved

監督・脚本:ヨン・ファン
製作:シルビア・チャン
音楽:クリス・バビダ
主題歌:ココ・リー「答案」
字幕:水田菜穂
出演:スティーヴン・フォン ダニエル・ウー ジェイソン・ツァン テレンス・イン スー・チー
[1998/101分/HD/香港].
香港を舞台に、4人の青年が織りなす恋愛模様を、繊細なタッチで紡ぎだした珠玉のラブストーリー。香港ゲイムービーの奇跡として、もっとも観客の記憶に残り、今なお愛されている傑作が、長い沈黙を経てスクリーンに甦る-
香港の中心街・中環(セントラル)の片隅にあるゲイバー“中南彎”で、売れっ子の男娼として働くジェットは、街で見かけた青年サムに心を奪われる。ふたりは急速に距離を縮めるものの、互いにゲイであることを言い出せずにいた。やがて彼らの恋は、ジェットの同居人アチンや、人気スターK.S.を巻き込み、複雑に絡み合ってゆくのだった…。
監督は、本作に続き『華の愛-遊園驚夢』が日本公開されているヨン・ファン。その繊細で美しい描写が高く評価されている。製作には女優、監督、プロデューサーとして台湾映画界で活躍するシルビア・チャン。また、クリス・バビダによる音楽と、ココ・リーが歌う主題歌「答案」が、揺れ動く恋に寄り添い、切ない余韻を残してくれる。さらに、ノンクレジットながら本作のトーンを決定づけたともいえるナレーションを、『恋する惑星』のブリジット・リンが務めている。人気ナンバーワンの男娼ジェットに、今や監督としてもヒット作を送り出しているスティーヴン・フォン。誰をも虜にするほどの彼の色香が、本作には閉じ込められている。ジェットが想いを寄せる寡黙な警察官サムに、その後香港映画界を支える映画人へと成長したダニエル・ウー。本作でデビューした彼は、自らの本性を押し殺し両親の期待に応えようとする青年を演じ、一躍脚光をあびることとなった。さらに、香港・台湾を代表する女優スー・チーが、彼らの恋の語り部として重要な役回りを演じている。共演に、スティーヴン、ダニエルと共に日本でも人気を得たテレンス・イン、DJ出身のジェイソン・ツァン、人気俳優チョン・ダッミン。恋のはじまりの高揚感、想いを伝えられない歯がゆさ、そして不安など、誰もが自分を重ね合わせることができる感情を描いた本作は、懐かしき香港の街並みや、新世代スターたちの眩さとともに、間違いなく、後世に継承してゆくべき傑作といえるだろう。

男性相手に体を売って暮らすジェットは、ある日街角で美しい青年に一目惚れする。数日後、彼は若い警官に呼び止められる。その青年こそ、ジェットが一目惚れした青年サムだった。再会したふたりは急速に親しくなってゆくが、ジェットは自分がゲイであることを言い出せないでいた。一方、サムもまた、ジェットに告げられない過去を背負っていた…

 

夜に逃れて
夜に逃れて
©Central Motion Picture Corporation

監督:シュー・リーコン(徐立功) イン・チー(尹祺)
音楽:クリス・バビダ(鮑比達)
字幕:小坂史子
出演:レネ・リュウ(劉若英) ホアン・レイ(黄磊) イン・ジャオトー(尹昭德) レオン・ダイ(戴立忍/ダイ・リーレン)
[2000/120分/台湾] (字幕協力:アジアフォーカス・福岡国際映画祭)
※DVD上映となります。画質が悪い場合がございますが、予めご了承ください。
李安(アン・リー)の『推手』『ウェディング・バンケット』、蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)の『愛情萬歳』をはじめとする台湾ニューウェーブを支え、『グリーン・デスティニー』を手掛けた名プロデューサー、徐立功(シュー・リーコン)の監督デビュー作。主演の尹昭德(イン・ジャオトー)をはじめ、『ダブルビジョン』『イノセント・ワールド』の劉若英(レネ・リュウ)、『夜半歌聲』の黄磊(ホアン・レイ)、「ホスピタル」「戦神」『あなたなしでは生きていけない』の戴立忍(レオン・ダイ/ダイ・リーレン)らキャストも実力派を揃え、出会いの頃のあどけなさ、愛の苦悩と成熟、様々な愛の形、想い続ける強さなどを見事に紡ぎ出している。『美少年の恋』のクリス・バビダによる音楽や書簡形式のナレーションの挿入などは、大人版の『美少年の恋』という雰囲気があり、チェロの響きが作品を切なく、そして優しく包み込む。さらに、主人公の林沖が「水滸伝」の名場面、「林沖夜奔」を舞う菎劇のシーンや、同性愛という設定が、中国映画の傑作『さらば、わが愛/覇王別姫』を彷彿とさせる。
時代や身分に抗うことも、触れ合うことも出来ないまま、それでもなお消えることのなかった愛と友情を描いた台湾映画の隠れた感動作。最初で最後の劇場上映となる可能性が高いので、見逃さないで欲しい。

舞台は1930年代の天津。名家で育ったインアーと幼少からニューヨークに留学していた銀行家の跡取りシャオトン。許嫁のふたりは長い間の文通を通して、交流を深めていた。大人になって初めて対面するふたりは、旧友と再会したような暖かい気持ちで、結婚に疑問を持つこともなかった。そんな時、ふたりは菎劇劇団の看板男優として、「林沖夜奔」を演じるリン・チョンと出会う。リン・チョンにはウォン(黄子雷)というパトロンがいたが、インアー、シャオトンと過ごす時間が多くなっていった。やがて林沖には、少東への憧れを越えた想いが芽生えてゆく。一方少東も、林沖への友情とは違う感情に戸惑うようになる。ふたりの親密さは、やがて周囲の噂となり、次第に三人の運命を狂わせてゆく…

シネマート六本木 6/6(土)より期間限定上映
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Select your favorite language

最近の記事

  1. 韓国女優パク・ボヨンは2008年の映画『過速スキャンダル』で主演し数々の賞を受賞し、ドラマ初主演作で…
  2. 韓国を代表する、国民的ロックバンドFTISLAND。 FTISLANDのベース、イ・ジェジンの初の…
  3. USEN-NEXT GROUPの株式会社 U-NEXT(本社:東京都品川区、代表取締役社長:堤 天心…
  4. 株式会社ストリームメディアコーポレーション(本社:東京都港区、代表取締役:チェ・グァンヨン)は、自社…
  5. アーティストとして、またミュージカル俳優としての確かな実力で多くの支持を集めているキム・ジュ…
  6. 100%韓国エンターテインメントチャンネル「Mnet」および、日本初の韓国エンタメ動画配信サービス「…
  7. BIGBANG、iKON、BLACKPINKら多くの実力派アーティストが所属するYG ENT…
  8. 沢山の魅力を持っている輝く6人の【ROMEO(ロミオ)】が この秋、ファンの皆様の心を掻き立て…

F.A.E.P.レポート/インタビュー

  1. 2019-5-8

    「2019韓国文化観光大展~新韓流が福岡に大集結!~」
    INJUN ライブ&トークショー 2019年4月8日(月)JR九州ホール F.A.E.P.レポート

  2. 2019-4-17

    JUN(from U-KISS)<F.A.E.P.単独インタビュー>2019年4月12日(金)

  3. 2018-12-22

    TRITOPS*<F.A.E.P.単独インタビュー>2018/12/4(火)

◆九州まるまる情報

ページ上部へ戻る