『白色之恋』第11話「愛してくれる人のために」~蘇る「星の金貨」
- 2014/4/17
- ニュース
永岫の記憶に、北海道でグリム童話「星の金貨」を語り聞かせる光景が蘇った。手話も思い出した永岫は祥琪を呼び出し、自分の過去について確認した。祥琪にとって永岫の記憶が戻ること自体は嬉しいことだったが、同時に永岫が彩との過去も思い出すのではないかという不安も錯綜し始める。
永拓は彩にアプローチをするため、仕事が終わった後一緒にハイキングに出かける。そして住む場所が見つかったので一緒に住もうと彩に提案するが、彩は素直にそれを受け入れることは出来なかった。
一方、院長・楚一誠は妻・嘉琳と副院長の不貞を察するようになる。嘉琳は、永拓と父親の関係を修復するため食事をセッティングするが、永拓は病院長の座に興味は無いと断言、結局喧嘩別れをする。
ある日彩のバイト先に1人の中年女性が来るが、実は飛び降り自殺を図った阿義のおばで、阿義の治療費のためにバイトをしていたのだった。彩は熱心に彼女を手伝うが、1日目で阿義のおばは体力が持たずに倒れてしまい、病院に運ばれる。阿義のおばの面倒を見ていた彩だったが、それを祥琪に見つかり、病院をクビになった後も病院の寮に住んでいる事も突き止められてしまった。彩は金が貯まったらすぐに寮を出て行くので楚院長には内緒にするよう祥琪に頼んだ。祥琪は表面上それを約束するが、実はひそかにある計画を練っていた。