韓国観光広報大使“BTOB”と行く韓国伝統市場 取材ツアーFAEPレポート➂

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◆西村(ソチョン)韓屋文化空間 『上村齋(サンチョンジェ)』
2日目の最初の取材は、景福宮の西側、西村にある上村齋。ここは19世紀の末にこのあたりに住んでいた人の家を再現して建てられたものです。昔は風水を利用し、裏には山があって表には水が流れている所がある、というような、周りの空間と調和して建てるということが考られていました。家の外の景色をも取り込む「借景(チャギョン)」というものも考えて建てられていたそうです。

借景を楽しんでいた大きな窓 © F.A.E.P.

オンドルの最初の記録が残っているのがハングル文字を作った世宗大王の時で、この西村は世宗村とも言われるほど関わりは深いそうです。薪を焚いてそこで調理をしたり、その煙や蒸気で床を暖めたりした昔のオンドルの起源を再現した部屋もありました。

当時のオンドル © F.A.E.P.

一度温めると2日間は暖かかったという昔のオンドル。この時代、中国にもオンドルの文化があったそうですが、暖めるのは布団の所だけなど部分的なものであり、床全体を温める韓国のそれとはまた違うものだったとのこと。そしてこの煙突がある家はオンドルがある証拠。

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この煙突に黒いススが付いている家は薪で焚いているのでそんなにお金持ちではなく、高価な炭を使っている家の煙突には白いススが付くのだそうです。そのほか釘を使わずに木を組み合わせて建てる方法や、家に上がる階段にしても良い石を使っているかで家の程度がわかるなど、昔の生活の様子や時代背景などが、家の作りから理解ができました。

  

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<上村齋(サンチョンジェ)>
住所:ソウル特別市鍾路区紫霞門路17キル12-11
時間:9:00~18:00
休館:毎週月曜日、1月1日、旧正月、秋夕
料金:観覧無料
HP:https://www.jfac.or.kr/site/main/content/sangchj01

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◆韓方茶体験  韓方茶カフェ『솔가헌(ソルガホン)』
西村の大きな通りから細い路地に入り、奥に進むと現れる独特な趣のある韓屋の韓方茶カフェ『솔가헌(ソルガホン)』。

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まずはカフェコーナーで韓方茶をいただきました。疲れた体に染みわたる韓方の味と香りがとても心地よかったです。それぞれに効能があるので、今の自分に一番合ったお茶を選べます。今回は選ぶことは無く、ショップの方オススメのお茶が数種出てきました。私の所に来たのは『生机(センギ)茶』疲れて元気がない時に良いそうです。でも結局はみんなでお茶を少しづつ回したので、色々試すことができました。味も香りも効能も違いますが、どれも体に良さそうです。ナツメやカボチャの種などのお菓子も付いていて、これらの自然の優しい味がとてもお茶によく合っていました。

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次に足湯とよもぎ蒸し体験。薬湯に足を付けて、しばしのリラックスタイム。足湯は屋外と屋内の2か所がありました。つづけてよもぎの葉を蒸す状態に設置した専用の椅子に腰かけ、よもぎ蒸し体験。少し前に日本でも流行った、スッポンポンの状態でテルテル坊主のように布をかぶり椅子にすわって…というものではありません。服は着たままで大丈夫です。

屋内の足湯© F.A.E.P.

屋外の足湯 © F.A.E.P.

よもぎ蒸しのイス © F.A.E.P.

日頃疲れが溜まっている方、女性特有の体の悩みや、冷え性で悩んでおられる方に特におすすめ。まったりゆったりとできるヒーリング空間です。

   

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<韓方茶カフェ「솔가헌(ソルガホン)」>
住所:ソウル特別市鍾路区昌成洞155
(大きな道路を挟んで向かいが通仁市場)
営業時間 午前11時〜午後10時
休日 年中無休
HP:https://solgaheon.modoo.at/

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◆伝統市場『通仁市場(トンインシジャン)』と『お弁当カフェ』
朝鮮戦争以降、西村地区の急激な人口増加のため露店や商店が形成され、それが少しずつ市場の形になり、現在、全75店舗で形成されています。

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ここでは「お弁当カフェ」というシステムがあり、市場の中ほどにあるカフェの入口で5000ウォンを支払うと、カラのお弁当容器と葉銭(※写真:市場内で利用できるコイン10枚)をもらえます。葉銭とは昔の銅銭のことで、昔の人は紙幣ではなくそれを紐に通して利用していました。この葉銭を使用していた時代、両班(ヤンバン)の着ていた服はソデ下が長く、そこに葉銭を入れて財布代わりにしていたため、スリが袖(ソメ)から取る(チダ)ということから『ソメチギ』の言葉が生まれたそうです。
昔はコインを束ねる紐はワラでしたが、今は丈夫なワイヤーにしっかりと束ねられていました。

 コイン一つが500ウォン(日本円で約50円 © F.A.E.P.

赤や青の『通』のマークのある加盟店のお店からそれぞれ好きな具材をお店の人に言って、必要コイン数と交換にお弁当の枠にいれてもらう、というシステム。ほとんどがコイン2,3枚で一つのおかずと交換できます。食べたいものがあり過ぎて、迷いに迷ってウロウロ。。。お昼時だったので、お弁当パックを持つ沢山の人たちとすれ違いました。ご飯や汁物はテーブルのあるイートインスペースで購入できます。もちろんお持ち帰りもできます。(受付で持ち帰ると告げるとフタと手提げのビニール袋がもらえます。)

葉銭が使えるお店はこのマークが目印 © F.A.E.P.

あまりにも欲張りすぎた&盛りサービスの完成品。全部美味しかったです! © F.A.E.P.

           

好きなおかずを選んで自分だけのお弁当を完成させてくださいね © F.A.E.P.

通仁市場(トンインシジャン)
住所:ソウル市鍾路区紫霞門路15キル18(通仁洞)
HP:http://tonginmarket.co.kr/
お弁当カフェ
時間:11:00~17:00(月曜日と第3日曜日はお休み)
問い合わせ:+82-2-722-0911
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(文:溝田 則子/写真:波多江 純一)

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