韓国:安東(アンドン)ファムツアーレポート◇3-2

二日目の朝、興奮からかとても早く目が覚めた私は、カメラを片手に散策へ。昨晩は真っ暗で何も見えなかった場所には雄大な自然が、朝のピリッとした空気の中に広がっていました。澄んだ空気、静かで深い山々と伝統家屋とのコラボレーションが本当に素晴らしく、ドラマの中に入り込んだような気分で一人ジワジワと感動に浸っていると、芸術村で飼われている一匹のチンド犬が挨拶に寄ってきました。

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クリックすると大きい写真が見れます©F.A.E.P.

しばらくじゃれていたと思ったら急に離れ、門の間から広い庭へ下る階段の所で私に背を向けてちょこんと座り、声をかけると一瞬だけ私を見てから、更に先に広がる湖の方へと走っていきました。それはまるで「こっちだよ!」と言われたような、そんな気がして思わずついていくと、山と湖のキレイな景色が目前に広がります。

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白い桜も咲いていました©F.A.E.P.

一人散策した後、同室のジスクさんと共に朝食の家屋へ行こうとしたその時、今回の安東観光サポーターズの一人:韓国俳優のミン・ジュノさんが合流されました。

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ミン・ジュノさん©F.A.E.P.

22名全員が揃ったところで朝食の韓定食を。前日夜に皆さんマッコリを沢山飲んだから、と汁ものには、韓国ならではの二日酔いの日の定番:干しダラのスープがありました。タラのダシがよく利いていて野菜の甘みが疲れた内臓を癒してくれます。

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韓定食©F.A.E.P.

食事を済ませ記念撮影をしてから、この日最初の目的地へバス移動。 陶山書院(トサンソウォン)へ。車を降り、河沿いの道をしばらく歩くと陶山書院の入口の少し手前、洛東江(ナクトンガン)をはさんで正面に試士壇(シサダン)があります。試士壇は、地方の儒学者の士気を高めるために、王命により行われた特別試験の会場だった場所であり、後にその試験を記念して建てられたものだそうです。小高い丘にほこらが建ち、独特の雰囲気です。

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試士壇(シサダン)©F.A.E.P.

陶山書院の入口近くの桜の木が一本、まだキレイな花を咲かせていました。書院(ソウォン)というのは今でいう大学のようなところで、両班の弟子たちが主に儒学を学んだ場所です。静かで緑がいっぱいの中、傾斜に建てられた建物達はどれも雰囲気のあるものばかり。どのようにここで学んでいたのかを想像してしまいます。陶山書院は李滉(号:退渓)の学問と徳を称えるために1574年に建てられたもので、1969年に史跡第170号に指定された韓国儒教の本拠とも言える書院です。また周りには安東の市木:銀杏なども植えられており、銀杏はたくさんの実をつけることから『多くの人材を輩出してほしい』という願いも込められていたとか。そのほかにも、松や竹や梅を植えて楽しんでいたようで、李滉は特に梅を好んでいたとのことです。そして入口にほど近い所に建つ陶山書堂は、李滉が直接弟子を指導した場所だそうです(写真右)。

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書院入口の桜と、陶山書堂 ©F.A.E.P.

東・西と門を挟んで左右に建つ光明室(クァンミョンシル)は今で言う図書室(書庫)。この構造は湿気を防ぐためのもです。そして進道門(チンドムン)よりも前方にある場所は李滉の生前に、門より後方にある場所は没後に建てられたのだそうです。

DSC_3146-49光明室と進道門©F.A.E.P.

陶山書院の中心である典教堂(ジョンキョダン)。ここでは韓服の仮装もさせてもらえ写真が撮れます。韓服を着たスタッフの方がにこやかに対応してくれました。少し毒舌気味でもありましたが、それがまた親しみがこもってて楽しかったです。この笑顔を見ていただければわかりますね。つられて私も笑っていました。

博約齋-弘毅齋

典教堂の前の広場両脇にある、弘毅齋と博約齋©F.A.E.P.

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典教堂。そして進道門の裏側©F.A.E.P.

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©F.A.E.P.

ゆっくりと陶山書院をまわった後は、昼食をとるためにバスで移動。吉風(キルプン)食堂へ。安東の名物の一つ、塩鯖定食(カンゴドゥンオチョンシ)をいただきます!途中、40度の酒(小さなパックに入ったアルコール度数40度のキツイお酒)をいただきました。いわゆるワンカップみたいなものでしょうか。店内にはサイン色紙もたくさん。有名店だというのが伺えますね。

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©F.A.E.P.

食後は食堂のすぐ隣にある韓紙(ハンジ)工場の見学を少々。様々な色・デザインの紙の山に感動。性質上、広い活用性がある韓紙は、本やノートだけでなく窓や戸に貼ったり、昔は鎧も作ったりしたそうです。千年以上保存可能な独特の製法で作られているからこその、用途の幅の広さですね。

ハンジ

©F.A.E.P.

つぎはドラマ「ファンジニ」や「チュノ」等でも登場した芙蓉台(プヨンデ)へ移動です。食後にはちょうどいい、少々の山登り体験のあと、息を切らせて上りついたのが、芙蓉台。眼下には河回村(ハフェマウル)が広がり、何とも言えない絶景を見ることが出来ました。私達は入口までバスで来てしまいましたが、河回村から渡し船も出ており、そこから登って来ることもできます。

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芙蓉台のながめ。左下には渡し船も見えます©F.A.E.P.

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逆の、河回村から見た芙蓉台。どちらからでもキレイな眺めです©F.A.E.P.

芙蓉台を下り、またバスにて移動。次は、河回別神グッ仮面舞(ハフェビョルシングッタルノリ)の観覧へ。河回別神グッ仮面舞とは、重要無形文化財にも指定されており、身分の低かった庶民たちが村の安寧と豊作を祈願して演じていたもので、約800年も前から行われてきたものです。今は安東国際仮面舞フェスティバル期間中や河回村にある公演場にて上演されています。

公演についてはホームページへ http://www.hahoemask.co.kr/ (日本語あり)

当日は会場いっぱいに人人人!終始笑い声が響いていました。登場人物は、閣氏(新妻)、ヤンバン(両班)、ソンビ(学者)、ブネ(遊女)、チョンレイ(両班の下人)、ハルミ(老婆)、イメ(ソンビの下人)、パゲスン(僧侶)、ベクチョン(最下層の庶民)。ちなみに、イメの仮面にアゴが無いのは、仮面の作り手がイメの仮面の制作途中で亡くなってしまったからだそうです。
終わった後はキャストの皆さんとサポーターズで記念撮影。帰ろうとしたその時後ろを振り向くと、少し高くなった場所の中央にたたずみ、会場全体を見まわしている人間国宝の李相浩(イ・サンホ)さんに遭遇することができました。

DSC_3482河回別神グッ仮面舞©F.A.E.P.

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人間国宝の李相浩(イ・サンホ)さん©F.A.E.P.

とても楽しい貴重な体験のあとは、いよいよ世界遺産の河回村(ハフェマウル)へ。豊かな自然と洛東江に囲まれるように建ち並ぶ河回村は、約600年もの前から豊山 柳氏が代々暮らしている村です。村の約70%は豊山 柳氏が占めているので、表札を見るとあちこち柳さんばかり。リュ・シウォンさんの別宅もこちらにあります。

ハフェ1河回村©F.A.E.P.

DSC_3627リュシウォン別宅の門©F.A.E.P.

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村のはずれ、桜並木がまっすぐ伸びていてキレイでした©F.A.E.P.

一通り村を堪能し市内へ移動、 夕食の会場があるチムタク横丁へ。地元の方々の演奏などを聴きながら、チムタク(鶏の甘辛煮)を美味しくいただきました!3~4人前を大皿で食べるのが一般的なので、とにかくすごい迫力です!醤油ベースのしっかりした味付けは、お酒もごはんも進みます。

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©F.A.E.P.

ここで本当ならば月映橋や、湖畔散歩道で夜景を・・・ということでしたが、あいにくの雨と時間も押していることから、そのままその日の宿の安東グランドホテルへ 向かいました。とても大きくてキレイなホテルでした。

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こちらの部屋で休みます©F.A.E.P.

(3日目 3-3へ続きます http://faep-jp.com/?p=15869

◆安東市ホームページ(日本語もあります)http://www.andong.go.kr/


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